「生成AI時代の相談対応と福祉の未来」
開催概要:4月24日(火)14:20 – 15:20 横浜開港記念会館
つながりAI株式会社の駒崎弘樹氏をお招きし、福祉業界の慢性的なマンパワー不足を解消するための「相談対応のAI活用術」についてご講演いただきました。
1. 「繋がらない」をゼロにするAIの機動力
これまでの公的相談窓口は、限られた人員による対面や電話が主流でした。
しかし、これでは「助けを求めても繋がらない」というタイムラグが生じてしまいます。
AIを導入することで、窓口のキャパシティは実質的に「無限」になります。
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即時対応: 24時間365日、悩みを抱えた人が「今」と思った瞬間に繋がれる。
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優先順位の最適化: AIが初期対応を担うことで、相談員は「緊急性の高いケース」に専念でき、人的リソースの最適化が図れる。
2. 「福祉」を感じさせない、友だちのような距離感
「福祉サービス」としてではなく、LINEを使用し、マスコットキャラクターを通じた「寄り添う友だち」として提供しました。
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心理的ハードルの低下: 行政窓口へ相談するのは勇気がいりますが、使い慣れたLINEなら気軽に本音を話せます。
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意外なデータ: 高齢世代の利用も非常に多いという報告がありました。
家族との連絡手段として定着しているLINEだからこそ、世代を超えた支援ツールになり得ると感じました。
3. 人間にしかできない支援に、時間を投下するために
AIは決して人の代わりではありません。
AIが窓口を広げることで、人間は「対面でしか解決できない複雑な課題」に、より多くの時間を割けるようになります。
「すべてをAIに任せる」のではなく、「AIとの共生」によって福祉の質を高める――。
この取り組みが、業界のマンパワー不足を解消につながると感じました。
▮編集後記
「イクメン」という言葉を世に広め、男性育休を日本の文化へと変えた駒崎氏。
当法人の職員も、推進した取り組みに助けられた職員が多くいます。
講演の最後、駒崎氏はすでに「マンパワー不足解消への次なる一手」を見据えていらっしゃいました。
アイデアを出すだけでなく、それを社会実装し、具体化していく圧倒的な実行力。
その熱量に触れ、私たちも新しい福祉の形を模索し続ける必要性を実感しました。
