【レポート】パネルディスカッション
 かながわ福祉総合研究所 設立イベント

【レポート】パネルディスカッション「輝く~テクロノジーと人の力で、福祉の質を支え続ける~」

 

開催日時:4月24日(金)13:00 – 14:10

登壇者:

コーディネーター
蛯名喜代作氏(国立大学法人横浜国立大学 理事)
パネリスト
藤井研児氏(工藤建設株式会社 代表取締役社長)
小林久美子氏(株式会社Grasol 代表取締役社長)
橋本伸一氏 (神奈川県産業労働局産業部 部長)
瀬戸恒彦(一般社団法人かながわ福祉総合研究所 理事長)

【レポート】パネルディスカッション 1

内容:
「輝く ~テクノロジーと人の力で、福祉の質を支え続ける~」をテーマに、これからの福祉について様々な視点をもとにパネルディスカッションを開催いたしました。

深刻な人手不足や高齢化社会を背景に、AIやロボットなどのテクノロジーと「人の力」がいかに共存し、福祉の質を高めていくかについて、産官学それぞれの視点から活発な議論が交わされました。

現場の事例として、見守りセンサーやICT機器の導入が、夜間業務の負担軽減や情報共有の迅速化に大きく寄与している実態が報告されました。また、「ICTが整っていない職場には就職したくない」と言われるほど、テクノロジーの活用は単なる業務効率化にとどまらず、職員の心理的余裕や安心感を生み出しています。「働きやすい職場環境」の構築を通じて、離職防止や人材確保にもつながっていることが共有されました。

一方で、導入コストの高さや、現場における操作への抵抗感といった課題も指摘されました。これに対し神奈川県からは、補助金による費用面での支援に加え、現場ニーズに基づいた開発支援や、コンサルタントによる伴走支援など、行政としてのバックアップ体制について紹介がありました。

議論の中で、パネリストの方々が共通して語っていたのは、

「テクノロジーは人を置き換えるものではなく、人を支えるパートナーである」という点です。

効率化によって生み出された時間を、利用者一人ひとりの心に寄り添うケアや自立支援といった「福祉の質の向上」につなげていくことで、人が人を幸せにするという福祉の原点が、より一層輝く未来を会場全体で共有することができました。